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師範ごあいさつ

Profile
師範ごあいさつ

師範紹介

道場長
杉原健一
生年月日
昭和41年12月10日
段位
伍段
身長
166cm
体重
66kg
主な戦績
  • 1988年第5回 全日本ウェイト制大会 軽量級 ベスト8
  • 1992年マス大山カップシンガポール国際大会 軽量級 優勝
  • 1993年第10回 全日本ウェイト制大会 中量級 ベスト8
  • 1994年第11回 全日本ウェイト制大会 中量級 第4位
  • 1994年全中部大会準優勝
  • 1995年第12回 全日本ウェイト制大会 中量級 ベスト8
主な活動
2003年7月から、スタートした新極真会カンボジアNGO活動(2003年~2005年までの間に5回の活動)の第1期、第3期の指導員として、単身、カンボジアに渡り、断続的ではあるがカンボジアでの新極真空手のNGO活動を行なう。
新極真会のカンボジア活動の際は新規指導員の引率もしています。
カンボジアでは首都のプノンペンとタケオ州にて青空道場(野外)や町道場、そして孤児院で空手指導を行っています。
タケオ州の孤児院では日本語の授業も行っています。
現在は新極真会社会貢献委員会に所属し、カンボジアNGO活動の担当責任者としてカンボジアNGO活動に従事させて頂いています。
2006年1月、新極真会総本部直轄 東京吉祥寺道場の責任者として道場開設を承認され、同年4月より東京吉祥寺道場をスタートする。
2007年9月に新極真会 吉祥寺杉原道場として、独立道場に昇格。

ごあいさつ


※第1回日本武道演武大会
(カンボジア・プノンペン)

私は昭和62年に故郷の岐阜支部で極真空手の門を叩き、これまで指導に携わりながら、大会出場、海外遠征、大会運営のお手伝い、カンボジアNGO活動の指導、そしてこの度の道場開設など、大変多くの貴重な体験をさせて頂いて参りました。
また、空手を通して多くの方々との素晴らしい出会いを頂き、その何物にも換えがたい貴重な体験や、出会いは私を支える大きな糧となっております。 足らない自分ではありますが東京吉祥寺道場の責任者として道場を開設させて頂く事になり、新極真空手の普及に努めさせて頂けることに心より感謝を申し上げます。
指導に当たりまして、老若男女問わず、誰でも出来る空手をモットーに、空手の強さだけではない人間的な強さ、優しさを兼ね備えた堂々たる日本人の育成に微力ながらお役に立たせて頂きたいと思います。
そして、カンボジアのエネルギッシュな子供たちの逞しさから感じた“生きる力”をお伝え出来るよう武道空手道、武士道精神の普及に努め、青少年健全育成に心魂を注ぎます。
そしてより良い社会作りに少しでもお役に立てるよう皆様と共に、日々研鑽し努力精進致して参ります。皆さんと一緒に、汗と涙を流しながら空手修行と指導に頑張りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます!

押忍

生きる強さを伝えたい。


※カンボジア・タケオ州の子供たちと

[全ての人に武道精神を伝えていきたいです」―直轄東京吉祥寺道場責任者・杉原健一参段は自身の道場について静かに語った。
90年代前半を代表する中量級トップ選手でありながら腰痛のため長きに渡り表舞台から身を引くことを余儀なくされた杉原。
彼の空手人生が大きな転機を迎えたのは、新極真会が 取り組んだカンボジアNGO活動の指導員として現地に派遣されたことだった。
「カンボジア」の子供達の生きる力強さや逞しさ、目の輝きに圧倒されました。
日本の子供達にも空手を通じて“生きる力”を注入しなければと痛感したんです」。
現地での健康的な生活と温暖な気候が奇跡的な相乗効果を上げ腰痛も回復、昨春には昇段審査を受審、見事30人組手を完遂し秋の全日本では9年振りの復活を遂げた。
さらにプライベートでも今年初めに結婚したばかり。
奥様は国際的な活動を続けるピアニストという側面を持ち、ジャンルは違えど共にその道を求める修行の身同士、まさに「運命の出会いだった」という。
結婚式では空手の演武とピアノ演奏の見事なコラボレーションを披露、緑代表や三好副代表も駆けつけ二人の門出を祝福した。
結婚を機に長年師範代を努めた岐阜支部を卒業、20代の頃から稽古をつけてくれた恩師・柳渡支部長の下からも巣立ち、今春より念願の道場を開設する。


※カンボジア・プノンペン
孤児院CCHの子供たち

「どんな障害を持つ人でも、その人に与えられた条件の中でできるのが空手の修行だと思います。
単なる強さだけでなく“人間力”を高め魂を磨いてもらいたい。
その為に武道精神を伝えていきたいんです」。

様々な思いを胸に、新極真会のサムライがまた一人、力強く大海原に漕ぎ出した。

新極真会・機関誌
月刊 『 極真魂 』2006年4月号
直轄道場紹介
吉祥寺道場・責任者・杉原健一 参段
『生きる強さを伝えたい。』
文/榎本直樹